起立性低血圧とは―症状・原因・治療法
起立性低血圧とは
起立性低血圧(orthostatic hypotension)は、横になっている状態から立ち上がったときに血圧が急激に低下し、めまいや失神を引き起こす状態です。体位変換に伴う血圧調整機能がうまく働かないことが主な原因です。
主な症状
・立ち上がった直後のめまい・軽いふらつき・頭がぼんやりする感覚
・重度の場合は失神や転倒
原因
起立性低血圧はさまざまな要因で起こります。
- 脱水症状や過度の発汗による血液量減少
- 降圧薬や利尿薬など血圧に影響を与える薬剤
- 心臓疾患(心不全、弁膜症など)
- 自律神経系の障害(パーキンソン病、糖尿病性ニューロパチーなど)
治療と対策
症状の軽減には生活習慣の改善が基本です。
- 水分・塩分を適度に摂取し、血液量を維持する
- 急に立ち上がらず、数秒ごとに姿勢を変える「段階的起立」
- 刺激の強い薬剤は医師と相談のうえ中止または調整
必要に応じて医師は血圧上昇薬(フルドロコルチゾン、ミドドリンなど)を処方します。症状が頻繁に起こる場合は、専門医の診断を受けましょう。
