歯の神経損傷とその症状

神経損傷の原因

歯の神経(歯髄)は、虫歯が進行してエナメル質や象牙質が失われ、細菌が神経まで到達すると感染します。また、強い衝撃や顎への外傷により、神経組織が直接損傷することもあります。

主な症状

  • 食べ物を噛んだり噛み締めたときの激しい痛み
  • 熱い飲み物や冷たい飲み物に対する過敏症状(特に虫歯で神経が露出している場合)
  • 顔面や歯茎の腫れ
  • 感染が進行すると、膿が歯の周囲にたまることがある(メイヨークリニック)

診断と受診のタイミング

歯の痛みや過敏症状がある場合は、できるだけ早く歯科医を受診してください。歯髄の感染が放置されると、感染が顎の骨まで広がり、最終的に歯の抜歯が必要になることがあります。

治療法

神経損傷が確認された場合、歯科医は一般的に「根管治療(エンドodontic therapy)」を推奨します。治療の流れは以下の通りです。

  1. 歯冠部を開口し、感染した歯髄組織を除去する。
  2. 根管内部を洗浄・消毒し、細菌を徹底的に除去する。
  3. 必要に応じて根管を充填し、最終的にクラウン(被せ物)で保護する。

根管治療は通常2〜3回の来院で完了し、感染の有無を確実に確認しながら進められます。

根管治療後の注意点

治療後、歯髄がなくなるため歯はやや脆くなり、割れやすくなることがあります。また、治療後の歯は変色しやすくなることもありますが、これは健康上の問題ではなく、ホワイトニングやクラウンで対処可能です。

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