歯が敏感になる原因と対策
歯が敏感になる原因
歯がしみる原因は大きく外的要因と内的要因に分けられます。
外的要因
- 虫歯:虫歯菌がエナメル質を侵食すると、下の象牙質が露出します。象牙質は細い管(小管)を多く含み、これが歯の神経に直接つながっているため、熱・冷・甘味・酸味に過敏になります。
- 歯肉退縮:加齢や歯周病により歯肉が後退し、歯の根面が露出します。根面はエナメル質で覆われていないため、刺激に対して非常に敏感です。
- 口腔衛生不良:ブラッシングやフロスが不十分だとプラークや歯石が蓄積し、歯肉炎や歯肉退縮を引き起こし、結果として象牙質が露出します。
- 歯ぎしり(ブラキシズム):夜間の歯ぎしりや食いしばりはエナメル質を摩耗させ、象牙質が直接刺激を受けやすくなります。
内的要因
- 歯科治療:詰め物、クラウン、根管治療などの処置が歯髄(パルプ)を刺激し、一時的にしみることがあります。
- 特定の薬剤:抗うつ薬や抗ヒスタミン薬などが唾液分泌を抑制し、口腔が乾燥すると象牙質が露出しやすくなります。
- 全身疾患:糖尿病や自己免疫疾患など、血糖コントロールや免疫状態が影響し、歯の感受性が高まることがあります。
歯のしみを和らげるには
歯科医師に相談すれば、原因に応じた最適な対策を提案してもらえます。
歯のしみ予防のポイント
- 柔らかめの毛先の歯ブラシと、しみ止め歯磨き粉で1日2回のブラッシング。
- 毎日1回のフロッシングで歯間のプラークを除去。
- 砂糖の多い食品・飲料の摂取を控える。
- 十分な水分補給で口腔内を潤す。
- 定期的に歯科医院で検診・クリーニングを受ける。
- 歯ぎしりがある場合は、ナイトガードを装着する。
