NICUの役割と責務
新生児集中治療室(NICU)は、病弱や早産児のケアに特化した医療施設です。医師や看護師、呼吸療法士などの専門家が常駐し、出産時のトラブルや早産、出生後すぐに重篤な健康問題を抱える赤ちゃんのために、心拍数や呼吸、血圧などを測定できる専用機器を備えています。
即時ケア
- NICUに入院した直後、スタッフは赤ちゃんの状態をモニタリングするためにさまざまな処置を行います。たとえば、血液採取を容易にするための臍帯カテーテルの挿入や、心拍数・呼吸・血圧などのバイタルサインを測定する機器の装着があります。また、呼吸が困難な場合は人工呼吸器の使用が必要かどうかの評価も行います。
機密保持と安全管理
- NICUは患者のプライバシーを厳格に守る義務があります。連邦医療プライバシー法や病院の規定に基づき、情報は原則として両親または法定後見人にのみ提供されます。赤ちゃんの健康状態が不安定なため、面会は家族に限定され、感染症のリスクがある人は入室できません。病院は認可された訪問者のみが入室できるよう、入退室管理システムや警備体制を整えています。
NICUチーム
- NICUでは多職種の専門家が連携して赤ちゃんを支えます。シフトを統括するチーフナース、担当患者を持つプライマリーナース、新生児看護師プラクティショナーに加え、必要に応じて新生児科医、小児科医、呼吸療法士、神経科医、心臓専門医、栄養士、検査技師などが関与します。また、家族への心理的サポートとしてソーシャルワーカーやチャプレン(宗教指導者)も配置されることがあります。
