赤ちゃんのフレーク状頭皮(かぶれ)の対処法
概要
フレーク状頭皮(通称「乳児かぶれ」)は新生児や乳児に非常に多く見られる皮膚状態です。出生後3か月以内に発症し、6〜12か月になると自然に改善します。原因は皮膚細胞の急速な増殖と、余分な角質がうまくはがれないことです。母体のホルモンが胎盤を通じて赤ちゃんに影響を与えると考えられていますが、感染性や衛生状態、アレルギーが原因ではありません。
症状
頭皮にフケのような白い粉が付着する。
油っぽく厚みのある黄色や茶色のかさぶた状の斑点ができることがある。
赤みやかゆみを伴うことがあり、重症例では皮膚が割れ「うろこ状」になることもある。
家庭での対処法
自然なアーモンドオイルやオリーブオイルを頭皮に優しく塗り、15分ほど浸透させる。
柔らかいブラシや細かいコームでフケを優しく取り除く。
その後、低刺激のベビーシャンプーで余分な油分を洗い流す。
医療機関での治療
頭皮以外に広がる重度のフレーク状頭皮は小児科医に相談する。
必要に応じてステロイドクリームや、フケ除去用のセボリックシャンプーが処方されることがある。
その他の注意点
眉毛や耳の周り、脇の下などの皮膚のしわ部分にも同様の症状が出ることがあります。この場合は「脂漏性皮膚炎」と呼ばれ、かぶれと同様に感染性はなく、1歳前後で自然に治まります。
使用上の注意
セボリックシャンプーは刺激が強く、赤ちゃんの目に入ると痛みを伴うため、使用時は十分に注意する。
過度な洗髪は頭皮を刺激し、皮脂腺を過剰に働かせてフケが増える恐れがあるため、洗いすぎは避ける。
