双子妊娠のサインと兆候
妊娠はどの母親にとっても大きな変化の時期ですが、双子を宿すとその変化はさらに顕著になります。多くの妊婦は妊娠12週頃の第一トリメスター超音波検査で双子妊娠と分かりますが、検査前にも気づくサインがあります。
ヒト絨毛性ゴナドトロピン(HCG)値の上昇
HCGは「妊娠ホルモン」と呼ばれ、受精後に上昇し、第一トリメスターの終わりまで増え続けます。妊娠を維持するために必要なプロゲステロンの分泌を助ける役割があります。血液や尿中のHCG濃度を測定することで、妊娠の進行度を確認できます。
双子妊娠では、胎児二つを支えるために体がより多くのHCGを産生することがあり、通常より高いHCG値が見られることがあります。ただし、個人差が大きく、HCGだけで双子を確定することはできません。
症状が強く出る
双子妊娠の女性は、単胎妊娠と同じ症状がより強く現れます。例えば、HCG上昇に伴うつわりは、頻度・程度ともに強くなる傾向があります。また、膀胱にかかる子宮の圧力が大きくなるため、頻尿がひどくなります。疲労感も増し、日常生活での倦怠感が強く感じられます。
体重増加が早く、腹部が大きくなる
双子を宿すと、胎児二人分の重量と母体が備える脂肪貯蔵が増えるため、体重増加が早く、妊娠中期から後期にかけてお腹が目立ちやすくなります。
二つの心拍が確認できる
最も確実な双子妊娠のサインは、超音波で二つの心拍が確認できることです。通常は妊娠12週頃のスキャンで聞くことができますが、早期スキャン(6〜7週)でも確認できる場合があります。
