拡張排出術(D&E)の回復と注意点

拡張排出術(D&E)は、妊娠15〜21週の間に行われる第二期の手術で、選択的中絶や医療上の理由による妊娠中絶、または流産後に残った組織を除去するために実施されます。通常、約30分で終了し、全身麻酔下で病院で行われます。手術が問題なく終われば、スタッフの観察のもと1〜2時間後に退院できます。外科手術であるため感染や合併症のリスクがあることから、術後数週間の回復期間に注意が必要です。

回復のための具体的な手順

  1. 手術後は必ず同乗者を確保し、自宅まで送ってもらいましょう。麻酔の影響で吐き気、倦怠感、めまいが生じることがありますので、自分で運転しないことが重要です。可能であれば、麻酔が完全に切れるまでの24時間は付き添いの人に見てもらうと安心です。

  2. 自宅でゆっくり休むか、必要に応じて睡眠をとりましょう。痛みや不快感がある場合は、アセトアミノフェンやイブプロフェンなど市販の鎮痛剤を服用してください。翌日以降は、体調が許す範囲で普段の生活に戻って構いません。

  3. 感染予防のため、膣内に異物を入れないように心がけましょう。軽い出血や点状出血が2週間ほど続くことがありますが、タンポンは使用せず、衛生的なナプキンで吸収してください。入浴は可能ですが、膣洗浄(ドウチング)や薬剤の直接投与は避けてください。出血が止まるまで性交渉は控え、医師から別の指示がある場合はそれに従いましょう。

  4. 手術後に感じる感情の変化は自然なものです。家族や親しい友人、カウンセラーなどに話を聞いてもらい、感情面のサポートを受けることで、心身ともに早く回復できます。

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