母体・新生児看護の5段階プロセス

評価 (Assessment)

母体・新生児看護の最初の段階は評価です。母親と赤ちゃんが抱える、または抱える可能性のある問題を特定することが目的です。この段階で看護師は患者の看護歴を作成します。

診断 (Diagnosis)

評価データを基に、母親と赤ちゃんの強みと課題を明らかにします。看護診断は医学的診断とは異なり、疾患のコード化ではなく、看護的視点からの問題特定です。マズローの欲求階層説が診断の枠組みとして有用とされています。

計画 (Planning)

看護師は母親と協力し、看護介入と目標を明確化・優先順位付けします。家族も巻き込むことがあります。結果は個別化されたケアプランとして文書化され、標準化されたプランでも母子の状況に合わせて調整します。

実施 (Implementation)

作成したケアプランを実行します。実施中はプランを見直し、母親と対話しながら必要に応じて修正します。これは継続的な対話プロセスです。

評価 (Evaluation)

母親と赤ちゃんが看護目標にどの程度近づいたかを判断します。目標が達成すれば看護を終了し、未達成なら継続します。また、必要に応じて目標の変更を母親と話し合います。

データの種類と情報源 (Data Types and Sources)

5段階のケアでは、主観的データと客観的データの両方を用います。主観的データは痛みなど患者本人しか語れない情報、客観的データは母体・胎児の心拍数や血液検査結果など観察可能な情報です。母体・新生児看護では、主観的データを提供できるのは母親だけです。

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