ラマゼ呼吸法の実践方法

ラマゼ呼吸法は、1950年代から世界中で教えられているラマゼ出産法の一部です。ラマゼの哲学は、出産は自然な生命プロセスであり、母親の本能と直感が医療的介入なしに出産を導くことができると考えます。ラマゼコースでは、母親とパートナーが出産に備えるための呼吸法と教育が行われます。以下の呼吸法を始める前に、1分間自分の通常の呼吸回数を数えて基準呼吸数を把握しましょう。

スローブリージング(ゆっくり呼吸)

  1. 鼻から深く吸い込み、口からゆっくり吐き出します。このとき体の緊張をすべて解放し、通常の呼吸回数の半分以下に減らすことを目指します。息を止めすぎないようにし、20秒に1回は呼吸を行います。収縮時の心身のリラックスを目的とした技法です。
  2. 鼻からゆっくり吸い込み、4まで数えます。
  3. 息を止め、4まで数えます。
  4. 口からゆっくり吐き出し、4まで数えます。
  5. 手順2〜4を数回繰り返し、最後に鼻から深く吸い込み、口から吐き出してクレンジング呼吸で締めくくります。

モディファイドペース(速め呼吸)

  1. 鼻から深く吸い込み、口からゆっくり吐き出しながら体の緊張を解放します。次のステップでは、基準呼吸数の最大2倍までの速さで呼吸します。収縮時に注意を集中させ、酸素供給を高めることが目的です。
  2. 鼻で吸い込み、2まで数えます。
  3. 息を止め、2まで数えます。
  4. 口から吐き出し、2まで数えます。
  5. 最後に鼻から深く吸い込み、口からゆっくり吐き出すクレンジング呼吸を行います。

パンティング(はきはき呼吸)

  1. 鼻から深く吸い込み、口からゆっくり吐き出しながら体の緊張を解放します。次のステップでは、通常の呼吸回数の2倍の速さで呼吸します。この技法は出産の最終段階で、収縮時に「押し出す」衝動を抑えるために使われます。
  2. 4まで数えながら、各カウントで1回ははきます。
  3. 口から一度息を吹き出します。
  4. 手順2と3をリズムよく繰り返します。
  5. 練習が終わったら、ステップ1と同様に深く吸い込み、口からゆっくり吐き出すクレンジング呼吸で締めくくります。

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