妊娠中に嚢胞性線維症(CF)を持つ場合、子どもがCFを遺伝する確率はどれくらいですか?
概要
嚢胞性線維症(CF)は常染色体劣性遺伝の疾患です。発症するには、CFTR遺伝子の両方のコピーが変異している必要があります。妊娠中の本人がCF保有者の場合、子どもがCFを遺伝する確率はパートナーの遺伝子状態によって決まります。
パートナーがCFでなく、変異遺伝子も保有していない場合
パートナーがCF患者でも保因者でもない場合、子どもがCFを遺伝する確率はほぼ0%です。
パートナーがCF保因者(キャリア)の場合
パートナーがCF変異遺伝子を1本だけ保有している(保因者)場合、子どもがCFになる確率は50%です。妊娠ごとに、50%の確率でCF患者、残りの50%で保因者(症状は出ない)が生まれます。
パートナーがCF患者の場合
パートナーもCF患者(変異遺伝子が2本)である場合、子どもは必ずCFを遺伝します。すなわち、100%の確率でCF患者が生まれます。
遺伝カウンセリングの重要性
ご自身とパートナーの遺伝的背景やリスクについては、CF専門の遺伝カウンセラーや医療従事者に相談することが重要です。
