自宅の妊娠検査で偽陽性・偽陰性が出ることはあるのか?
市販の妊娠検査は、使用方法を守れば非常に高い精度を持ちますが、稀に偽陽性や偽陰性が出ることがあります。本稿では、主な原因と対処法をご紹介します。
偽陽性結果が出るケース
偽陽性とは、検査が妊娠を示すが実際には妊娠していない状態です。主な原因は以下の通りです。
- 化学的妊娠:受精はしたものの胚が子宮に着床する前に流産した状態で、hCGが一時的に上昇し陽性になることがあります。
- 子宮外妊娠:卵管など子宮外で妊娠が成立すると、hCGが検出され陽性になることがあります。
- 閉経期:ホルモンバランスの変化でhCG様の物質が検出され、偽陽性になることがあります。
- 特定の薬剤:不妊治療薬や一部の抗うつ薬などが検査に干渉し、陽性結果を示すことがあります。
偽陰性結果が出るケース
偽陰性とは、検査が妊娠していないと示すが実際には妊娠している状態です。主な原因は以下です。
- 検査が早すぎる:生理が遅れた最初の日以降に使用しないと、尿中のhCG濃度が検出限界に達していないことがあります。
- hCG濃度が低い:個人差や妊娠初期の状態で尿中hCGが低いと、陰性になることがあります。
- 基礎疾患の影響:甲状腺機能障害や腎臓病などがhCG測定に干渉し、偽陰性を引き起こすことがあります。
陽性結果が出た場合は、必ず産婦人科で確認し、他の原因がないか検査を受けましょう。陰性でも妊娠の疑いがある場合は、数日後に再検査するか、血液検査で確定することをおすすめします。
