定性的妊娠血液検査と定量的妊娠血液検査とは?
定性的妊娠血液検査(妊娠確認テスト)
定性的妊娠血液検査は、血中に妊娠ホルモンであるヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)が存在するかどうかだけを判定する検査です。受精から約10〜14日後から検出でき、尿検査よりも早く妊娠を確認できます。
この検査はhCGの有無は分かりますが、濃度や変化は測定できません。そのため、妊娠の進行状況や子宮外妊娠、妊娠栄養細胞腫などの診断には用いられません。
定量的妊娠血液検査(β‑hCG検査)
定量的妊娠血液検査は、血中のhCG濃度を数値で測定する検査です。主な利用目的は次のとおりです。
- 妊娠の確定
- 妊娠経過のモニタリング(hCG値の上昇パターンで正常妊娠か判断)
- 子宮外妊娠や妊娠栄養細胞腫の早期診断
- 流産や子癇前症など、妊娠合併症のリスク評価
定量的検査は定性的検査に比べ費用は高くなりますが、妊娠の状態を詳細に把握できるため、合併症が疑われる場合や妊娠初期の経過観察に頻繁に用いられます。
