小児の身体評価手順

評価の開始

  • 患者が乳児であれ子どもであれ、まず体温、血圧、身長、体重を測定します。尿サンプルが必要な場合もありますが、小児では採取が難しいことがあるため、無理に求めず、水を用意しておくと協力が得やすくなります。

    測定が終わったら、患者と保護者を診察室へ案内し、質問に対応できるように準備します。保護者は医師が答えるべき質問を同行スタッフに尋ねがちですが、適切に「医師が詳しく説明します」と伝えましょう。

    質問する際ははっきりと話し、子どもが騒いでも落ち着いて繰り返します。最初に接するあなたの態度が診察全体の雰囲気を決めるので、笑顔でリラックスさせ、予防接種への不安を和らげます。

    一般的な身体検査の手順は、オンラインの動画でも確認できます。

医師の役割

  • 医師が診察室に入ると、子どもはすでに緊張していることが多いので、明るい声掛けやジョーク、服の柄に触れるなどして安心させます。以降は各臓器系と神経系の評価を行います。指先や聴診器で心拍数を確認し、聴診器で肺音を聴取、ライトで耳・鼻・喉を観察します。

    子どもが怖がらないよう、子ども向けの医療器具を使用します。例として、PediaPalsのヒッポ検査台やキリン形リフレックスハンマー、フレーバー付き舌圧子などがあります。味に注意を向けさせることで、嘔吐反射を抑えやすくなります。

    常に前向きな姿勢で笑顔を絶やさず、子どもと一緒に笑い合うことで、予防接種への不安を軽減します。保護者には質問の時間を十分に取り、急がせないよう配慮し、感謝の言葉を伝えましょう。

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