子どもに急に高血圧が起きる原因とは?
子どもの血圧は年齢や体格によって異なりますが、適正範囲内であれば健康な生活を支える重要な指標です。血圧が低すぎても高すぎても、子どもの成長や生活に大きな影響を与える可能性があります。
事実
血圧とは、心臓が拍動するたびに血液が動脈壁に及ぼす圧力のことです。心拍時に圧力が上がり、次の拍動までに下がります。
高血圧の定義と原因
米国国立心肺血液研究所によると、同年齢・性別・身長の子どもの90〜95パーセンタイル以上の血圧が「高血圧」とされます。子どもの血圧が急上昇する要因は以下の通りです。
- 外傷による痛みやストレス
- 思春期の薬物・アルコール使用、喫煙
- 医療機関での「白衣高血圧」
- 肥満(長期的な高血圧の最大要因)
- 腎臓疾患などの基礎疾患
血圧の測定と基準
血圧は収縮期血圧(上の数値)と拡張期血圧(下の数値)で表し、例として「120/80 mmHg」のように記載します。測定は上腕にカフを装着し、血圧計と聴診器で行います。年齢別の平均血圧は概ね以下の通りです。
- 0〜2歳:80/約53 mmHg
- 3〜5歳:99/65 mmHg
- 6〜10歳:105/69 mmHg
- 11〜14歳:114/76 mmHg
高血圧が及ぼす影響
高血圧は血管壁に余計な負荷をかけ、動脈硬化や心臓・腎臓などの重要臓器にダメージを与えるリスクがあります。放置すると心臓、脳、腎臓、目などに深刻な障害を引き起こす可能性があります。
予防と対策
ほとんどの子どもの高血圧は生活習慣の改善でコントロール可能です。医師は以下を推奨します。
- 適正体重の維持(体重管理)
- 野菜や果物を多く摂取し、塩分を減らす食事
- 定期的な運動や活動的な生活
運動は体重と血圧の両方を管理する鍵となります。
