感覚処理障害の評価で行うテスト一覧
お子さんに感覚処理障害(SPD)の疑いがある場合、まずは専門家による評価を受けましょう。評価は通常2〜3時間かかり、子どもが安心できるよう事前に流れを説明しておくことが大切です。評価では子どもの感覚反応や運動機能を多角的に調べるため、さまざまなテストが実施されます。
質問票
保護者や教師、その他のケア提供者に対して、子どもの出生・医療歴や発達マイルストーンに関する質問票に記入してもらいます。子どもの感覚刺激への反応や、行動が家庭・学校・公共の場でどの程度機能に影響しているかを評価します。
書字テスト
シンボルや文字の写し取り、迷路の完成、短時間見た絵を記憶して描くなどの課題を行います。筆の持ち方や体の動きも観察し、微細運動の遅れや聴覚情報を視覚情報に変換する能力を評価します。
パズル
タンブラム(幾何学的形状のプラスチックや紙片)やジグソーパズルを使って、見たものを実際に組み立てる課題を行います。これにより、視覚情報と身体的操作の一致度を確認します。
粗大運動テスト
キャッチボールや走り幅跳び、ジムや駐車場でのレースなどを通じて、腕・脚・体幹といった大きな筋肉群の使い方を観察します。座位姿勢や歩行・走行時の体の動きも評価対象です。
前庭テスト
ブランコやロープはしごでの遊びを通じて、体のバランス感覚や空間認識をチェックします。前庭処理に問題がある子どもは、ブランコやメリーゴーラウンドを嫌がることがあります。歩行・走行・登りの様子も観察し、バランスの乱れがないか確認します。
触覚テスト
シェービングクリーム、粘土、乾燥米など、さまざまな質感の素材に触れさせて反応を観察します。衣服の感触や靴の違和感、食べ物のテクスチャに対する過敏さなど、触覚に関する問題を評価します。
