小児の脳性麻痺診断テスト
新生児からの発達マイルストーンは、出生時から設定された目安があります。例えば、約4か月でおもちゃに手を伸ばし始め、7か月で座位を試み、14か月で歩行を開始します。発達が遅れていても必ずしも医学的問題があるわけではありませんが、医師は脳性麻痺の除外や診断のために様々な検査を行います。
反射検査
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赤ちゃんは特定の刺激に対して自動的に動く反射を示します。医師はモロー反射などを確認します。6か月未満の赤ちゃんを仰向けにし、足を頭上に上げた状態で抱くと、抱きしめるような動きを示すのが正常です。この反射が6か月以降も持続する場合、脳性麻痺の可能性があります。
手の優位性テスト
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生後12か月未満の多くの赤ちゃんは手の使用に偏りがありませんが、脳性麻痺の赤ちゃんは左右どちらかの手が強くなるため、使用傾向が見られます。医師は対象物を赤ちゃんの前方・側方に置き、どちらの手で掴むかを観察します。
CT、MRI、EEG検査
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・CT(コンピュータ断層撮影)はX線とコンピュータで脳の画像を作成し、構造的異常を検出します。
・MRI(磁気共鳴画像)は磁場と電波で脳を撮影し、骨に近い部位の詳細な画像が得られます。
・EEG(脳波検査)は頭皮に電極を装着し、脳内の電気活動を記録します。これにより、けいれん発作の有無を確認できます。
知能・視覚・聴覚・整形外科的検査
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知能検査は脳性麻痺児の認知機能を評価しますが、言語・運動・感覚の障害があると実際より低く評価されることがあります。視覚検査は眼科医が、聴覚検査は耳鼻科医が、整形外科的検査は整形外科医がそれぞれ実施し、歩行姿勢やバランスの異常(例:幅広いスタンスや不安定な歩行)を評価します。
その他の疾患との鑑別
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筋疾患、代謝異常、遺伝性疾患など、運動発達に影響を与える他の疾患も考慮し、病歴の確認と定期的なフォローアップを組み合わせた総合的な評価が必要です。
