子どもの鼓膜形成術
概要
鼓膜形成術(ティンパノプラスティ)は、鼓膜(耳の鼓膜)を修復する外科手術です。日帰り手術として行われることが多いですが、状況により入院が必要になる場合もあります。通常、4歳未満の子どもには実施されません。
歴史
最初の鼓膜修復手術は1640年に試みられました。当時は豚の膀胱を用いて損傷した鼓膜を補修しました。
目的・適応
子どもにおいては、聴力低下を引き起こすほど損傷した鼓膜の修復や、先天性の鼓膜・中耳構造の異常の矯正を目的に行われます。
効果
自家組織を用いて損傷した鼓膜を修復または置換し、聴力の回復または改善を目指します。
手術の流れと注意点
手術は耳の後方に小さな切開を行い、術後はドレッシングや包帯で保護します。医師からは切開部の感染防止や合併症回避のためのケア方法が指示されます。
術後の警告サイン
以下の症状が見られた場合は直ちに医師に連絡してください。
- めまい
- 切開部の赤みや腫れの増加
- 体温が100.5°F(約38°C)以上の発熱
