はじめに
口唇裂や口蓋裂は先天性の奇形で、妊娠初期に唇や口蓋が完全に融合しないことが原因です。遺伝的要因が関与することもあります。治療は形成外科医、歯科医、言語聴覚士、ソーシャルワーカー/カウンセラー、心理士、聴覚検査士、耳鼻咽喉科医、遺伝カウンセラーなど多職種チームで行います。
治療ステップ
- 専門チームの結成:小児科医と連携し、形成外科医、歯科医、言語聴覚士、ソーシャルワーカー/カウンセラー、心理士、聴覚検査士、耳鼻咽喉科医、遺伝カウンセラーを含むチームを組みます。
- 授乳方法の評価:赤ちゃんが通常の授乳ができるか、特別な授乳器具が必要かを小児科医と相談します。
- 口唇裂の修復手術:出生後から3か月までに行うのが一般的です。
- 口蓋裂の修復手術:口唇裂手術後、通常は1歳未満で実施します。
- 耳の管理:耳鼻咽喉科医と相談し、耳感染症のリスクが高いため、必要に応じて早期に耳管(チューブ)を挿入します。
- 言語・発音評価:子どもが言葉を話し始めたら、言語聴覚士による評価を受けます。公的な早期介入プログラムでも実施可能です。
- 心理・発達評価:発達段階や認知機能を把握するために、心理士による総合評価を受けます。
- 歯科・矯正治療:定期的に歯科受診し、成長に合わせて矯正歯科医の診察が必要になることがあります。
