野生エルゴの効果と毒性
穀物におけるエルゴ
Claviceps purpurea(エルゴ菌)は、ライ麦だけでなく、トリティカレ、硬質小麦、大麦、オート麦、雑草など多様な穀物や草本に寄生します。宿主植物や栽培条件により、エルゴの成分や毒性は大きく変わります。
野生エルゴの特性
米国農務省が2010年11月に実施した調査によると、野生のエルゴは栽培された穀物上のエルゴに比べて毒性が高いことが分かりました。これは、エルゴが特定の毛虫や昆虫を抑制する共生関係に起因すると考えられています。
商業的基準
エルゴはほとんどの穀物に混入するため、米国農務省は許容限度を定めています。基準を超えると「エルゴ汚染」とみなされます。具体的な許容限度は次の通りです。
- 小麦:エルゴ硬化体が重量の0.05%を超える場合
- ライ麦:0.3%を超える場合
- トリティカレ、オート麦、大麦:0.1%を超える場合
