看護学校で学ぶ臨床評価ツール

看護学校では、一般的なトリアージや評価方法を体系的に学びます。患者の健康状態や疾患を評価するために、さまざまなテストやツールが導入されます。本稿では、代表的な評価ツールを紹介し、その概要と活用ポイントを解説します。

Katz ADL指数(日常生活動作自立度指数)

高齢になると機能状態が低下しやすく、日常生活ができなくなると他の健康問題リスクが高まります。Katz ADLは、入浴・更衣・排泄・移乗・排便・食事の6項目を評価し、1〜6点で自立度を測ります。6点は完全自立、1点は全く自立できないことを示します。

バーテル指数(Barthel Index)

バーテル指数は、理学療法による機能回復を測定するツールです。10項目(排便・排尿・身だしなみ・トイレ・食事・移乗・歩行・着替え・階段昇降・入浴)を評価し、合計点で自立度を示します。なお、脳卒中リハビリでは別の指標が用いられることがあります。

高齢者クリフト評価手順(CAPE)

クリフト評価手順(CAPE)は、認知機能と行動面の障害を評価します。CAPEは認知評価尺度(CAS)と行動評価尺度(BRS)から構成され、情報・方向性・精神機能・精神運動・身体障害・コミュニケーション・社会的障害などを測定します。主に精神科の高齢者患者の評価に利用されます。

一般健康質問票(GHQ)

GHQは臨床・雇用・精神医療の現場で使用される心理的健康状態のスクリーニングツールです。12、28、30、60項目の形式があり、最も一般的なのは28項目版(GHQ‑28)です。精神障害のリスクや現在の精神状態を評価し、早期介入の指標として活用されます。

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