救急室における外傷対応手順
外傷トリアージと転院手順
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救急室スタッフは患者を即座に識別し、必要な治療を判断し、院内で完結できるか、あるいは他の高度救命施設へ転院が必要かを決定します。転院が必要な場合は、患者の回復可能性を最大限に高めるため、ほぼ直ちに手配します。
外傷のレベル(レベルⅠ・Ⅱ・Ⅲ)を評価し、次に取るべき具体的手順を決定します。レベルⅠが最も高度なケアです。救急医師は患者の状態を安定化させた後、受け入れ先病院へ連絡し、患者情報と最新の状態を共有し、受入れ体制を確認します。
患者が家族同伴でなく意思表示ができない場合は、救急救命士が患者情報を提供します。受付では、氏名、年齢、外傷部位、現在の状態、既往歴などを登録します。
家族への通知手順
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外傷患者の家族へ連絡する際は、スタッフは事件の突発性と家族のショックを考慮し、慎重かつ配慮ある対応が求められます。救急部のチーフナースは、主治医の同意なしに家族へ連絡できる唯一の例外です。
伝える内容は明確かつ詳細にし、必要に応じて繰り返し説明します。家族が正しく理解したか確認するため、内容の復唱を求めます。
外傷患者の退院準備手順
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退院は患者の全身状態が十分に評価された後にのみ実施します。評価項目は身体的能力・筋力、認知機能、関節可動域、体内機能などです。
退院前に患者は全身を入浴させ、血液や汚れを除去します。当日にすべての創傷・外傷部位を詳細に検査し、必要な処置を行います。
患者は排便が確認できることが望ましく、外傷外科医が退院前に最終面談を行い、今後の治療計画・処方薬・在宅ケアについて説明します。
