ラテックス手袋はどのように製造されているのか?

医療現場で欠かせないラテックス手袋は、医師や患者を有害な汚染物質から守ります。その製造過程は、ゴムの採取から始まり、複数の浸漬工程、乾燥、検査といった段階を経て行われます。以下に、ラテックス手袋工場での一般的な製造フローをご紹介します。

製造手順

  1. 金型の洗浄:酸性浴に浸し、流水で洗浄後、アルカリ浴に浸し再度流水で洗い流します。金型は標準的な人間の手の形をしたセラミック製です。汚れが残ると手袋に欠陥や穴ができるため、徹底的に洗浄します。
  2. 凝固剤への浸漬:洗浄した金型を特殊な凝固剤に浸します。凝固剤はラテックスが金型に均一に付着するのを助け、手袋の厚さを調整します。長く浸すほど厚手の手袋になります。
  3. ラテックス液への浸漬:ゴムの樹液を原料とし、各種添加剤を混合したラテックス液に金型を浸します。ブランドや用途に応じて配合が変わり、弾性や耐久性が調整されます。
  4. 熱水洗浄:ラテックスが付着した金型を長い熱水槽で洗い流します。水槽が長いほど洗浄時間が長くなり、余分な化学物質が完全に除去されます。
  5. コーンスターチスラリー処理:手袋をコーンスターチの湿ったスラリーに通し、表面を保護すると同時に装着時の滑り止め効果を付与します。
  6. 金型からの取り外し:手袋を手作業で金型から外し、次工程へ移します。
  7. 乾燥とエラストマー処理:商業用乾燥機でスラリーを均一に拡散させ、乾燥させながら弾性を高めます。
  8. エアインフレーション検査:各手袋に空気を注入し、ピンホールや形状不良を確認します。指先の膨らみ具合や全体の伸びをチェックします。

このように多段階の工程を経て、品質の高いラテックス手袋が完成します。

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