医療現場で活躍するベルクロ

ベルクロは、医療現場で多用途に活用されている便利なファスナーです。血圧計のカフから止血帯、包帯、パッド、各種装置やアクセサリーまで、調整が容易で患者や医療従事者の負担を軽減します。

止血帯(ツーリネット)

血圧計のカフと同様に、止血帯にもベルクロが使用されます。ベルクロにより圧力や張力を細かく調整でき、完全に血流を止める用途から、採血時の血流調整まで幅広く対応します。

包帯

ベルクロ式の弾性包帯は、市販されている数が増えています。金属製の小さな留め具が不要になり、長さや圧力を自由に調整できるため、添え木や創部ドレッシング、氷嚢の固定などに活用できます。

パッド・クッション

ベッドや車椅子利用者の褥瘡予防に、ベルクロで固定できるパッドが使用されます。羊毛や柔らかい素材で裏打ちされたクッションは、キャスト周囲や足・脚のナイロンブーツ、腕のスリングなどにも用いられます。

装置類

チューブホルダーはナイロンストリップにベルクロを付けた形が一般的です。気管切開患者のチューブ固定や、点滴スタンド、患者自身へのチューブ固定に広く利用されています。

アクセサリー

病院用ガウンやスリッパ、X線防護エプロン、歯科用首エプロンなど、多くの医療用衣類にベルクロが採用されています。また、医療情報ブレスレットもベルクロで簡単に装着でき、金属タグで患者の状態を表示します。

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