マサチューセッツ州の医療従事者向けオンラインCPR研修規制

マサチューセッツ州の医療従事者向けオンラインCPR研修ガイドライン

1. オンラインCPR研修に関する州の助言(2004年)

2004年、マサチューセッツ州保健局はオンラインCPR研修に関する方針を明確にする助言を発表しました。この助言では、CPRの認定を取得するためには、オンラインコースだけでは州の要件を満たせないとされています。CPR研修は理論学習だけでなく、実技の習得と評価が必須であり、オンラインのみでは実技訓練が提供できないため、単独での認定は認められません。

2. マサチューセッツ州のCPR研修基準

州法では、認定された教育機関が発行するCPR研修証明書のみが有効とされています。具体的には、American Heart Association(AHA)、American Red Cross、National Safety Council のいずれかが提供するコースが基準を満たします。オンラインコースは補助的な学習手段として利用できますが、最終的な証明書は州が認めた実技研修と評価を受けた後にのみ発行されます。

3. 州が提供するオンラインCPR研修コース

マサチューセッツ州緊急ケア研修アカデミー(Massachusetts Emergency Care Training Academy)は、医療従事者向けに「Basic Life Support(BLS)オンラインコース」を提供しています。コースは以下の2部構成です。

  • パート1(オンライン): 理論学習をオンラインで完了し、印刷可能な修了証を取得します。
  • パート2(実技): American Heart Association 認定インストラクターの下でスキル検証テストを受け、実技能力を確認します。

このコースは、AED の使用方法や異物気道閉塞の除去など、全年齢対象のCPR技術を学ぶことができ、病院内外のさまざまな現場で活躍する医療提供者に適しています。

4. 全国的なオンライン研修コース(レッドクロス)

American Red Cross も州ごとに認定されたオンラインCPRコースを提供しています。マサチューセッツ州在住者は、州のRed Cross支部に問い合わせることで受講情報を取得できます。このコースは「Professional Rescuer」標準に基づき、オンラインテスト合格後に実技セッションを受講し、CPR と AED の認定を取得します。

ヘルスケア業界(一般) - 関連記事