機能容量評価(FCE)とは何か?
目的
医師、保険会社、労働局などが、職場復帰や障害の有無、治療計画の策定など様々な目的でFCEを利用します。
FCEの構成 – インタビューと臨床評価
FCEはインタビュー、臨床評価、機能評価、分析・提言の4段階で構成されます。インタビューでは、看護師が血圧や呼吸制限など、評価参加の妨げになる条件を確認します。臨床評価では、皮膚、心血管、呼吸、神経筋、筋骨格系を評価し、クライアントの自己認識も聞き取ります。握力、協調性、バランス、可動域、感覚などを検査し、身体的制限を把握します。
FCEの構成 – 機能評価と分析
機能評価では、歩行、持ち上げ、運搬といった身体作業を実施し、現在の職務に即したタスクが課されます。最終段階で評価者は結果を分析し、目的に応じた提言を行います。
身体的要求レベル
FCEでは、対象者が実現可能な身体的仕事のレベルを「非常に重い」「重い」「中程度」「軽い」「座位」の5段階で判定します。
「非常に重い」:常に20ポンド以上、頻繁に50ポンド以上、時折100ポンド以上の力が必要。
「重い」:常に10〜20ポンド、頻繁に25〜50ポンド、時折50〜100ポンド。
「中程度」:常に10ポンド以下、頻繁に10〜25ポンド、時折20〜50ポンド。
「軽い」:常にごく少量、頻繁に10ポンド以下、時折20ポンド以下。
「座位」:主に座位で、時折10ポンド以下の力で物を操作。
結論
評価完了後、検査者は有酸素能力、身体的要求特性、対象職務との適合度、機能的進捗などを報告します。進捗には治療への反応状況も含まれます。
