ジョイント・コミッション(TJC)のガイドライン
ジョイント・コミッション(TJC)とは
1951年に設立されたジョイント・コミッション(旧称:Joint Commission on Accreditation of Hospitals)は、医療機関の認証・評価を行う非営利団体です。Gold Seal of Approval(金印)を取得した医療機関は、高水準の医療品質と患者安全基準を満たしていることを示します。TJC の主な目的は、患者安全と医療の質を向上させることです。
コンプライアンス測定
無告知サーベイによる測定
認証医療機関は、TJC が派遣する500名以上の専門調査員による予告なしの訪問調査を受けます。調査は観察、文書レビュー、スタッフへのインタビューを通じて実施され、コンプライアンスが評価されます。定期的なパフォーマンスレビュー
認証機関は、TJC が定めた各基準に対する遵守状況を定期的に測定し、年に一度のパフォーマンスレビューを行います。目標未達の場合は是正計画を提出し、TJC が審査・フォローアップを実施します。
ジョイント・コミッションのガイドライン
各種医療機関向けマニュアル
病院向けには『Comprehensive Accreditation Manual for Hospitals』など、組織別に詳細なマニュアルが提供されます。薬剤管理、環境安全、患者の権利、パフォーマンス改善、患者ケア等の章があり、具体的な標準と要件が示されています。全国患者安全目標(National Patient Safety Goals)
手指衛生や患者識別(氏名・生年月日など)といった安全目標が設定され、全認証機関に遵守が求められます。センチネル・イベント(Sentinel Event)ポリシー
患者に重大な危害、死亡、永久障害、深刻な精神的損傷が生じた場合は、即時調査・報告が義務付けられています。
