呼吸療法士の主な業務と役割
基本業務
米国労働省のデータによれば、呼吸療法士は医師の指示の下で呼吸ケアと呼吸障害の診断を行います。診断結果に基づき、医師と協議して最適な治療計画を策定しますが、救急室や人工呼吸器使用中の重篤患者に対しては、迅速に自ら判断し対応することも求められます。喘息、肺気腫、心筋梗塞や脳卒中後の患者など、幅広い疾患のケアを担当します。
検査業務
呼吸療法士は診断に必要な各種検査を実施できる資格を持ちます。代表的な検査には、患者が特別なバッグに息を吹き込むことで呼吸容量や酸素流量を測定する肺活量検査があります。また、血液を採取し酸素分圧や二酸化炭素分圧、pH値などを分析し、血中ガス状態を評価します。
その他の役割
検査や呼吸補助に加えて、呼吸療法士は患者の肺リハビリテーション計画の策定や禁煙支援を行うことがあります。さらに、睡眠時無呼吸症候群の診断・治療を目的としたポリソムノグラフィー(睡眠検査)を専門とする療法士もいます。
雇用状況
米国労働省の統計(2008年)によると、国内の呼吸療法士は約105,900人で、ほとんどが病院に勤務しています。勤務地に応じて業務内容は多少異なるものの、基本的な職務は上記の通りです。
