成人が使用する体温計の種類
口腔式体温計
現在最も一般的に使用されている口腔式体温計は、舌の下に感温部を置き、数分間保持するだけで体温を測定します。従来の水銀式からデジタル式へと進化し、測定時間は約3分で十分です。デジタルモデルは迅速かつ正確に温度を表示します。
同じ機器は腋窩(わきの下)測定にも利用できますが、口腔測定に比べてやや精度が低くなります。
鼓膜式体温計(耳式)
鼓膜式体温計は、耳の鼓膜から放射される赤外線を検出して体温を測ります。ボタン一押しで数秒以内にデジタル表示が得られ、特に高齢者や小児など口腔測定が難しい場合に有効です。
測定は速く、使い勝手も良いものの、口腔式に比べて若干の誤差が出やすく、価格が高めである点がデメリットです。
額式体温計(側頭部スキャナー)
額式体温計は額の表面から赤外線を測定し、瞬時に体温を表示します。ボタンを押し、センサーを額にすばやく滑らせるだけで測定完了です。医療機関での導入が増えており、操作が簡単です。
ただし、製品価格が約5,000円と高価で、測定精度がやや劣ることや、デバイスが壊れやすい点が指摘されています。
