オレゴン州の社会保障受給者向け介護者の要件
オレゴン州では、在宅でも施設内でも高齢者が質の高い介護を受けられるよう、介護従事者に対して厳格な基準と資格要件を設けています。州は介護従事者に給与を支給し、一定の教育・研修・機密保持義務を課しています。
在宅介護従事者登録基準
- オレゴン州の在宅介護従事者(HCW)は、保健福祉局・高齢者・障害者部門の「クライアント・雇用者プロバイダー(CEP)」プログラムに登録する必要があります。
- 州の在宅介護委員会が定める基準を満たさない場合、雇用者が誰であっても DHS(保健福祉局)から解雇されることがあります。
- 登録要件は、薬物不使用の職場環境の維持、2年ごとの犯罪歴チェックへの協力、18歳以上で米国で合法的に就労できること、介護業務に必要な技能と知識を有することです。
- 必須のオリエンテーションと申請書類の提出も求められます。
機密保持規則
- 介護従事者は、利用者の個人情報をケースマネージャーや高齢者・障害者部門の事務担当者以外に開示してはならず、機密保持契約に署名しています。違反した場合、法的・罰則的な処分を受けます。
- 機密情報には、州援助受給者であること、歩行・着替え・食事などの身体的制限、財産・収入・金融取引、診断結果・認知機能・精神・感情状態、検査結果、さらには宗教や家族関係に関する情報が含まれます。
在宅介護従事者オリエンテーション
- 雇用後30日以内に、地方の高齢者・障害者部門事務所または地域エイジングエージェンシーで実施される必須オリエンテーションを受講しなければなりません。内容は感染症予防、虐待・ネグレクト防止、介護報酬のルールです。
- 地域にオリエンテーションがない場合は、90日以内にオンライン等で受講する必要があります。期限内に完了しないと登録が無効化され、州から報酬を受け取れなくなります。
- オリエンテーションに加えて、在宅介護委員会が提供する追加研修も利用可能です。
サービス計画とタスクリスト
- 介護従事者は、ケースマネージャーと利用者(雇用者)の協力のもと、サービス計画とタスクリストを作成します。これらは州や地方エイジングエージェンシーが支払う介護サービスの内容を示します。
- サービス計画は各業務に必要な時間を示し、タスクリストは具体的な作業指示(例:拭き掃除、モップ掛け、掃除機掛け)を記載します。ペットの入浴など、タスクリストに記載されていない業務については州からの報酬は支払われません。
