ホスピスケアの4つのレベルと特徴
ホスピスは、多職種が連携し、尊厳ある痛みのない最期を支えるケアです。病状が治癒困難と判断された患者に対し、痛みの管理と精神的サポートを中心に、個々の希望やニーズに合わせて提供されます。
1. 定期在宅ケア
患者がホスピスに入所した直後で、症状が安定し、継続的な看護が不要な場合に提供されます。自宅でも医療施設でも利用でき、ソーシャルワーカーやチャプレン、カウンセラーの訪問、必要な薬剤や治療が含まれます。
2. 在宅継続看護
症状がコントロールできず、定期ケアだけでは対応しきれない場合に実施されます。激しい疼痛、出血、呼吸困難、嘔吐や吐き気など、緊急性の高い症状に対し、看護師が常時対応します。
3. 入院ケア
在宅での管理が困難になった際に、患者をホスピス施設や病院に移し、症状緩和と快適さを確保します。個別のケアが強化され、より積極的な緩和措置が取られます。
4. レスパイトケア(短期入院)
在宅で介護している家族が一時的に休息を必要とする場合に、患者をホスピス施設に最大5日間入院させます。家族は用事や休養ができ、ケアは継続されます。
緩和ケア(パリエイティブケア)
緩和ケアはホスピスケアの一部ですが、4つのレベルには含まれません。身体的・精神的な苦痛を和らげることを目的とし、診断時から病状が進行するまでのあらゆる段階で提供されます。
