病院における看護助手の方針

業務範囲

業務範囲とは、特定の医療提供者が患者に対して実施できる処置やケアの詳細リストです。看護助手は主に清拭、食事介助、移動補助などの直接的な患者ケアを行います。業務範囲の方針では、例えば「石膏を乾燥させたまま入浴させる」や「入浴のタイミング」など、具体的な手順が記載されています。業務範囲外の処置は行ってはいけません。

患者ケア

患者ケアに関する方針は、1人の看護助手が同時に担当できる患者数や、食事・入浴・体位変換のスケジュールを定めます。また、各ケアに要する時間の目安も示されます。例として、寝たきり患者の入浴には20分を確保する、ベッドサイドでの入浴は午前7時から11時30分の間に実施する、といった指示があります。

血圧測定
看護助手が患者の血圧を測定する例

機器の使用

機器使用に関する方針では、ホイヤーリフトや歩行ベルト、体重計などの共有機器の保管場所、使用時間、正しい操作方法が明記されています。例えば、立ち上がれない患者を移動させる際はホイヤーリフトを使用し、使用後は所定の位置に戻すことが義務付けられています。

感染管理

感染管理・予防の方針は、感染症の拡大防止に不可欠です。創傷ドレッシングの処理方法や感染症の治療・経過観察の手順、隔離が必要な条件やレベル、使用すべき防護具、隔離期間などが具体的に示されています。技術や知見が進むたびに方針は更新されるため、看護助手は定期的に最新の方針を確認する必要があります。

感染物質処理
感染性物質の適切な処理方法

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