病院での安全装置の使用方法

患者は病気やケガの治療のために病院を訪れます。その際、感染性の細菌やウイルスを拡散させて患者をさらに悪化させないようにすることが重要です。病院の安全装置を正しく使用し、自己と患者を守るための手順をしっかりと行いましょう。

手袋

  • 血液、汚染された皮膚、粘膜、その他の感染性物質に触れる可能性がある場合は必ず手袋を着用します。
  • 直接患者に接する際は、使い捨ての診察用手袋を使用してください。
  • 患者ケアが終了したら、または医療機器に触れた後は手袋を脱ぎ、手指を洗浄します。複数の患者を担当する場合は、患者ごとに手袋を交換してください。
  • 汚染された部位(例:会陰部)から清潔な部位(例:顔)へ移動する際は、手袋を交換し、交差汚染を防止します。
  • 手袋は洗浄して再使用しないでください。洗浄は感染拡大の原因となります。

ガウン

  • 手術中や血液・体液・尿・排泄物に触れる可能性がある患者ケア時はガウンを着用し、衣服や皮膚が汚染されるのを防ぎます。
  • ケア終了後は手袋を外し、手指を石鹸で20秒以上洗浄し、紙タオルまたはエアドライヤーで乾かします。水道の蛇口は紙タオルで止めてください。
  • 石鹸と水が利用できない場合は、アルコールベースの手指消毒剤を使用し、手のひらに適量を取り全体に擦り込み、乾くまで行います。
  • 同一患者に対して複数の処置を行う場合でも、処置間でガウンを交換してください。

口・鼻・目の保護

  • 血液や体液、分泌物が飛散する可能性がある作業では、マスク、フェイスシールド、またはゴーグルを装着し、目・鼻・口を保護します。

環境の清掃

  • 施設ごとに定期的・対象的な清掃の実施時期を定めたポリシーを策定します。
  • 環境表面や安全装置の清掃を担当する従業員は、診察用手袋またはユーティリティ手袋を必ず着用します。
  • 患者室のドアノブ、ベッドレール、ベッドサイドテーブル、トイレなどの表面は、米国環境保護庁(EPA)登録の微生物殺菌消毒剤で清掃します。
  • 消毒剤はメーカーの指示に従って使用し、部屋や周辺環境の感染リスクを低減させます。

安全な注射

  • 無菌の注射用シリンジは一回限りの使用が原則です。チューブや針を交換しても再使用はしないでください。
  • 点滴バッグなどの液体輸液装置は患者ごとに使用し、使用後は直ちに廃棄します。シリンジや針で点滴バッグに接触した時点で、装置は汚染されます。

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