病院は一般献血を受け入れるのか?
病院で受け入れられる献血の種類
病院では患者さんの輸血ニーズに応えるため、様々な献血を受け入れています。全血(血液のすべての成分を含む)だけでなく、赤血球、血漿、血小板といった血液成分単位での献血も受け付けています。
一般献血とは
「一般献血」は特定の受血者を想定せずに行う献血で、血液銀行に保管され、必要に応じて患者さんに輸血されます。
一般献血の流れ
1. 献血者は健康状態やヘモグロビン値、血圧、感染リスクなどをチェックし、適格かどうかをスクリーニングします。
2. 適格と判断された献血者はインフォームドコンセントを行い、簡単な身体検査を受けます。
3. 無菌の針で腕の静脈から血液を採取します。
4. 抗凝固剤が入った血液バッグに血液を収集し、凝固を防ぎます。
5. 血液バッグにラベルを貼り、受血者との適合性を確認する検査を実施します。
6. 検査が完了した血液は、病院の血液銀行で適切な温度・条件下で保管されます。
一般献血が必要とされるシーン
・外傷・事故などで大量出血が起きた場合の緊急輸血
・がん治療(化学療法や薬剤)で骨髄機能が低下し、赤血球・血漿・血小板が不足する場合
・手術時の出血補填
・出産時の合併症(産後出血や前置胎盤など)で母体に輸血が必要になる場合
献血の意義
定期的に献血を行うことで、必要なときに安全で十分な血液供給が確保でき、患者さんの命を支える重要な役割を果たします。
