メディケイドの適格要件と対象者
メディケイドは米国政府が提供する医療保険制度で、低所得の無保険者が対象です。州ごとに細かな条件は異なりますが、医療費は直接患者に支払われず、医療機関に定められた料金で補償されます。
所得基準
- 米国市民または合法的に入国した移民が対象。所得は連邦政府が毎年定める貧困線以下であることが必要です。
- 例として、6歳未満の子どもや妊婦は世帯所得が連邦貧困ラインの133%以下であれば対象となります。
- 判定時には世帯人数が考慮されます。
障害・盲目者
- 障害や視覚障害があり、資産・所得が限られている人はメディケイドに申請できます。
- 介護施設や末期患者が入所しているホスピスでも対象となります。
- 65歳以上で Medicare に加入していても、所得が条件を満たせば同時にメディケイドを受け取れます。
年齢要件
- 所得が低く、18歳以下の子どもがいる世帯は申請可能です。
- 子どもの適格性は親の保険状況に依存せず、親が対象外でも子どもは受給できます。
- 出生直後の新生児は、母親がメディケイド受給中であれば最低1年間はカバーされ、州によっては21歳まで延長されます。
補足的障害保険(SSI)
- SSI は所得が限られた障害者・盲目者・65歳以上に給付する連邦プログラムです。
- SSI の受給条件はメディケイドと類似しており、SSI 受給者は多くの州で自動的にメディケイドも受けられます。
居住要件
- 介護施設(例:ナーシングホーム)に居住していても、以前の自宅を所有していればメディケイドは適用されます。
- しかし、州の社会福祉部は不動産に対して担保権(リーン)を設定することがあります。
- 1993 年の包括予算調整法(OBRA)に基づき、受給者が死亡した際には医療費の回収(遺産回収)が行われます。
上記の条件は州ごとに細部が異なるため、具体的な適格性は居住州のメディケイド窓口で確認してください。
