DRG(診断関連群)の計算方法

概要

Diagnosis Related Groups(DRG)は、対象臓器系、実施手術、罹患率、患者の性別などに基づき、すべての疾患を分類するシステムです。DRGは主診断に加えて次の8つの診断と最大6つの手術コードで決定され、各病院はこのDRGとその他の支払要因に基づき、Medicare、Medicaid、民間保険者から診療費を受け取ります。

必要な項目

  • 相対重み(Relative weight)
  • 調整基準料率(Adjusted base rate)
  • 賃金指数係数(Wage index factor)
  • 不均衡支払(DSH)
  • 間接医療教育支払(Indirect medical education payment)
  • 労働関連要素(Labor related component)
  • 非労働要素(Non‑labor related component)

手順

  1. 標準料率を算出するには、労働関連要素に賃金指数係数を掛けて地域ごとの賃金差を調整します。その調整後の労働料率に非労働要素を加え、調整基準料率(adjusted base rate)を求めます。

  2. DRG の重み付けを考慮するため、対象手術(例:股関節・大腿骨手術)の相対重みを確認します。ここでは 1.8128 とします。この相対重みは該当 DRG 患者の平均治療レベルを示します。調整基準料率に相対重みを掛けます。

  3. 不均衡支払(DSH)を調整するには、DSH の支払調整係数を調整基準料率に掛けます。DSH はメディケイド・メディケアの不均衡患者を多く受け入れる病院に適用され、CMS が係数を公表します。

  4. 間接医療教育(IME)支払を加えるには、DSH 率に加えて IME 率を加算します。IME 率は研修病院が研修医教育に要する追加コストを補填するためのもので、研修医数・ベッド数・退院数に応じて病院ごとに異なります。

  5. 最終的な DRG 支払額は、調整基準料率に DSH と IME の調整後料率を掛け合わせて算出します。

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