医療請求書とコード情報の読み方ガイド
医療費の請求書は分かりにくいことがあります。項目ごとに記載されていても、慣れないコードが含まれています。通常、コードの後に説明が付いていますが、説明があいまいなこともあります。請求内容を正しく理解すれば、自己負担すべきか、保険会社や第三者へ支払いを依頼すべきか判断できます。
請求書の確認手順
- 診断コードの確認
診断コードは診断名の横に記載されており、3桁の数字で構成され、必要に応じて小数点以下2桁まで続きます。これは国際疾病分類(ICD-9)コードで、すべての医療請求で標準的に使用されます。 - 手技(処置)コードの確認
請求対象となるサービス(例:外来受診、内視鏡検査、検査室での検査など)の説明を探し、5桁のコードを確認します。これはCurrent Procedural Terminology(CPT)コードと呼ばれ、診断コードとは異なり小数点はありません。 - 診断と手技の対応関係の確認
各手技に対応する診断が記載されています。1つの手技に複数の診断が付くことも、逆に1つの診断が複数の手技に適用されることもありますが、すべての手技は少なくとも1つの診断と結びついている必要があります。 - 実施されたサービスかどうかの確認
請求されたサービスが実際に行われたかを確認します。保険会社は請求内容の根拠として医療記録の提出を求める権利があります。たとえば、診察時に体温測定や肺の聴診が行われても、これらは診察料に含まれるため別途請求すべきではありません。 - 金額の確認
各手技ごとの請求額と合計金額を確認します。受診時に自己負担額(コペイ)を支払っていれば、請求書にその旨が記載されているはずです。診療費は医師ごとに異なることがありますが、保険契約医師は保険会社が支払う金額との差額を患者に請求できないことが一般的です。
適切に確認すれば、不要な支払いを防げます。
