リハビリテーション施設の中核的な価値とは何か?
リハビリテーション施設の成果は、主に看護師の判断に左右されます。看護師が身につけ、実践し、体現する価値観が施設全体の質を決定づけるのです。
定義
Kay Kittrell Chitty看護師(『Professional Nursing, Third Edition』)によれば、価値(value)とは「正しいこと、価値があること、望ましいこと」の抽象的な表現です。
リハビリテーションにおける価値
リハビリ施設は利用者を健康な状態へと回復させることを目的としています。そのため、看護師が日常的に実践する行動の中で、回復を促すものが施設の核心的価値となります。
観察
観察はその代表的な行動です。フローレンス・ナイチンゲールは『Notes on Nursing』で、優れた看護は患者の観察に基づくと述べています。
なぜ観察が重要か
観察は正確な評価を可能にします。米国看護協会(ANA)は『Standards of Clinical Nursing Practice』で、患者の経過を体系的かつ継続的に、基準に基づいて評価することを看護師の必須業務と位置付けています。
文脈(看護プロセス)
評価に必要な観察は、看護プロセスの一部です。『Fundamentals of Nursing, Fourth Edition』によれば、看護プロセスは以下のステップで構成されます。
- 患者のニーズの評価
- 問題の診断
- 患者目標の設定
- 介入の実施
- 介入効果の測定
この体系的な問題解決アプローチにおいて、観察は評価段階の根幹を成し、最終的に患者の回復に直結します。
