スクラブスタッフが入室した後の循環看護師の主なタスク
循環看護師が担う重要な役割
スクラブスタッフが手術室に入った後、循環看護師は無菌環境を維持し、手術の安全と効率を確保するために多岐にわたるタスクを実施します。
1. 無菌状態の監視
無菌フィールドや手術環境全体を常に観察し、汚染リスクが発生した場合は即座に対処します。
2. 器具・備品の管理
必要な器具、材料、機器が適切に配置され、手術チームがスムーズに使用できるように整えます。
3. スクラブスタッフへの支援
無菌フィールド外からの物品の受け渡し、照明や機器の調整、スタッフの要望を先読みして補助します。
4. コミュニケーションの円滑化
手術チーム、麻酔チーム、他の医療スタッフ間の情報伝達を正確に行い、指示や要望を適切に伝えます。
5. 人の流れ(トラフィック)の管理
手術室への出入りをコントロールし、無菌環境の乱れや余計な中断を防止します。
6. 記録の作成
手術中の出来事や観察結果、標準手順からの逸脱があれば、患者の診療記録に正確に記載します。
7. 手術後の準備
手術が終了に近づいたら、回復室(PACU)や術後ベッドの準備、必要な回復機器の配置を行います。
8. 廃棄物の管理
外科廃棄物、鋭利物、汚染物品を病院の規定に従って安全に処理します。
9. 器具・備品の回収・保管
手術終了後、全ての器具や備品が回収・ラベリングされ、滅菌・再処理のために適切に保管されているか確認します。
10. PACU への引継ぎ
患者の状態、投与した薬剤、手術に関する重要情報を詳細に報告し、術後ケアがスムーズに行われるよう支援します。
これらのタスクを効率的に遂行することで、循環看護師は安全で無菌な手術環境を維持し、チーム間の円滑な連携と患者の術後移行を確実にサポートします。
