依存的看護行動とは?
依存的看護行動の概要
依存的看護行動とは、医師や他の医療専門職の直接的な指示・監督のもとで看護師が実施する業務や手技を指します。看護師は独自の判断や決定権を持たず、指示された手順を厳守しなければなりません。
1. 薬剤投与
医師の処方に基づき、経口、注射、静脈点滴などの方法で薬を投与します。
2. 創傷ケア
指示された手順に従い、創部の洗浄、ドレッシングの適用、治癒経過の観察を行います。
3. バイタルサインの測定
体温、脈拍、血圧、呼吸数などを定期的に測定し、結果を医師に報告します。
4. 衛生ケアの提供
入浴、歯磨き、トイレ介助など、患者の個別的な衛生ニーズに応じて支援します。
5. 患者教育
医師の指示に基づき、薬の服用方法や治療内容、自己管理のポイントなどを説明します。
6. 観察結果の報告
患者の状態やバイタルサインに異常があれば、速やかに医師に報告し、適切な対応を促します。
なお、依存的看護行動は「委任された看護行動」とは異なります。委任された看護行動では、看護師は自らの判断で実施できる範囲が認められています。
