喘鳴(ストライダー)に対する看護介入とは

ストライダーは吸気時に聞こえる高音の笛様音で、部分的な気道閉塞が原因です。クループ、喉頭炎、異物などの重篤な疾患のサインになることがあります。

看護介入のポイント

評価

・聴診器で呼吸音を確認し、ストライダーの有無・部位を把握する。

・音の高さ、質、持続時間を記録する。

・呼吸困難の兆候(頻呼吸、呼吸困難感、胸郭の陥凹)も併せて評価する。

酸素化

・フェイスマスクまたは鼻カニュラで酸素を投与し、SpO₂を94%以上に保つ。

・パルスオキシメトリを連続でモニタリングする。

体位管理

・ベッドの頭部を30〜45度に上げ、呼吸を楽にする。

・小児の場合は座位を保ち、背中を支えてあげる。

水分補給

・頻回に水分を提供し、痰を薄めて腫れを軽減させる。

加湿(クールミスト)

・加湿器またはネブライザーでクールミストを使用し、分泌物を緩め気道刺激を和らげる。

薬物療法

・処方された気管支拡張薬やステロイドを投与し、炎症を抑えて気流を改善する。

吸引

・必要に応じてやさしく吸引し、分泌物を除去して閉塞を軽減する。

観察とモニタリング

・呼吸数、呼吸努力、SpO₂を注意深く観察し、ストライダーが悪化した場合や呼吸困難が出た場合に速やかに対応できるよう備える。

患者・家族への教育

・疾患や原因、治療法について説明し、症状の悪化サインと受診のタイミングを指導する。

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