看護レポートの例
患者情報
氏名:John Smith
年齢:65歳
性別:男性
診断:急性心筋梗塞
現病歴
Smith氏は昨日、胸痛を訴えて入院しました。発症は約30分前で、圧迫感のある締め付け様の痛みが胸骨下部にあり、左腕と顎へ放散していました。呼吸困難、吐き気、嘔吐も訴えています。
既往歴
高血圧、脂質異常症、糖尿病の既往があり、かつては喫煙していました。
社会歴
既婚で子供が二人。退職した郵便局員で、家族と過ごす時間、釣り、ゴルフを趣味としています。
服薬情報
メトプロロール、リシノプリル、シムバスタチンを服用中。
看護評価
患者は半座位でベッドに横たわっており、意識は清明で3次元的に認識しています。バイタルサインは以下の通りです。
- 血圧:140/90 mmHg
- 心拍数:80 bpm
- 呼吸数:18 bpm
- 体温:98.6°F(37°C)
- 酸素飽和度:室内空気で94%
皮膚は温かく乾燥して青白く、粘膜は湿潤です。心音は整律で、雑音・ギャロップ・摩擦音は認められません。両肺は聴診で清明です。腹部は柔らかく膨満や圧痛はなく、四肢は温かく浮腫はありません。
看護診断
- 収縮力低下と血流減少に起因する心拍出量低下のリスク
- 筋力低下と疲労に伴う活動不耐容
- 分泌物貯留と呼吸困難に伴う気道クリアランス不全
- 治療法および疾患過程に関する知識不足
看護介入
- バイタルサインを頻回にモニタリングする
- 処方された酸素療法を実施する
- 咳嗽と深呼吸運動を促す
- 必要に応じて吸引を行う
- 日常生活動作の介助を提供する
- 薬物、食事、活動制限について患者教育を行う
期待される転帰
- 血圧・心拍数の安定と浮腫の不在により、適切な心拍出量が維持される
- 呼吸困難や疲労を伴わずに活動を耐えられる
- 分泌物の貯留や呼吸窮迫がなく、気道がクリアである
- 自身の治療計画と疾患について理解し、説明できる
