狭所作業で必要な個人用保護具(PPE)一覧
狭所で作業する際は、作業者の安全を確保するために適切な個人用保護具(PPE)の着用が必須です。以下は、狭所作業で一般的に求められる保護具の一覧です。
1. 呼吸保護具
・酸素濃度が不足している、または有害なガス・蒸気が存在する場合は、NIOSH認定の呼吸器を使用します。
・即時生命危険(IDLH)環境や酸素濃度が19.5%未満の場合は、自己封入式呼吸器(SCBA)が必要です。
・IDLHでなく、酸素濃度が19.5%以上の場合は、供給エア呼吸器(SAR)を使用できます。
2. 保護服
・化学薬品の飛散や物理的危険から身体を守るために、オーバーオールや難燃性衣服を着用します。
・化学薬品を扱う場合や汚染の可能性があるエリアでは、化学耐性のある服装が必要です。
・火災や爆発のリスクがある環境では、難燃性衣服を選択します。
3. 手袋
・化学薬品や有害物質から手を守るために、化学耐性手袋を使用します。
・鋭利な物体からの切創を防止するために、切創防止手袋を装着します。
4. 目の保護
・飛散物や化学薬品の飛沫から目を守るため、側面シールド付きの安全メガネを着用します。
5. 頭部保護
・落下物や衝撃から頭部を守るため、ヘルメット(ハードハット)を着用します。
6. 足元の保護
・落下物や衝撃から足を守るため、スチールトゥブーツを使用します。
・滑りやすい不整地での転倒防止のため、滑り止めソールの靴を選びます。
7. 狭所用ハーネスと救出システム
・緊急時に迅速に作業者を救出できるよう、狭所用ハーネスを装着し、ダビットや三脚式リトリーバーなどの救出装置に確実に固定します。
8. ガスモニター
・酸素、可燃性ガス、毒性ガスなど複数のガス濃度をリアルタイムで測定できるマルチガスモニターを使用し、常時監視します。
必要なPPEは作業環境の危険要因や条件により異なります。作業前に徹底したリスクアセスメントを実施し、適切な保護具を選定してください。
