新型戦闘機向けプライムベンダーOEMが提供するパフォーマンスベース・ロジスティクス(PBL)製品サポートアレンジメント(PSA)の概要
パフォーマンスベース・ロジスティクス(PBL)に基づく製品サポートアレンジメント(PSA)は、プライムベンダーであるOEMが新型戦闘機の運用・保守をライフサイクル全体で支える仕組みです。以下に主な構成要素を示します。
1. パフォーマンス指標
- 航空機の可用性
- ミッション適合率
- 平均故障間隔(MTBF)
- 平均修理時間(MTTR)
- 保守コスト
- サプライチェーンの効率性
2. 可用性と保守
- 現地保守施設と技術者の配置
- 予備部品・消耗品のサプライチェーン管理
- 顧客側担当者への保守訓練
3. ロジスティック支援
- 在庫管理
- 部品の配布・倉庫保管
- 輸送・物流サービス
4. 契約者パフォーマンス管理
合意した指標に対するOEMの実績を定期的に評価し、報告書で透明性を確保します。
5. リスク配分と責任
装置故障、保証範囲、損害賠償などのリスクをOEMと顧客間で明確に分担します。
6. 金銭的仕組み
「可用性支払」方式を採用し、合意した性能目標の達成度に応じてOEMへ報酬を支払います。
7. インセンティブとペナルティ
優れた性能には追加報酬、指標未達成にはペナルティを設定し、動機付けを行います。
8. データ報告と分析
保守・運用データや分析結果の提供を義務付け、意思決定と継続的改善に活用します。
9. 技術導入とアップグレード
契約期間中に新技術や機能強化を導入できる条項を設け、戦闘機の性能向上を支援します。
10. 契約期間と更新
初期契約期間と、性能目標の達成状況に応じた更新・延長の条件を明示します。
11. 移行と責任引継ぎ
既存の支援体制から新PSAへ円滑に移行するため、知識・資産の移転手順を定めます。
12. 紛争解決
契約実行中に生じる紛争に対する解決手段(調停・仲裁等)を規定します。
上記要素を組み込んだPBL PSAを構築することで、顧客は新型戦闘機の高い稼働率と効果的な保守支援を確保できます。
