保健省の戦略策定に必要な評価

ステークホルダーの特定

  • まずはプロセス全体に関与する委員会を結成します。教会の指導者、医療従事者の信徒、地域課題に詳しいメンバー、健康に関心のあるメンバーなど、バランスの取れた構成が望ましいです。関心が薄い・抵抗感のある人も含めることで、多様な視点が得られます。たとえば糖尿病患者が多い場合は、同じ病を抱える信徒を委員に加えると有益です。

データの収集・分析

  • データはニーズを明確にし、課題解決の根拠となります。まず地域全体の統計情報を調べ、糖尿病であれば地域の罹患率を確認しましょう。

対象者へのヒアリング

  • 地域データを踏まえて、委員会は上位の健康課題を抽出し、信徒にアンケートやフォーカスグループ、インタビューなどで意見を聞きます。得られた結果を分析し、罹患率や死亡率が高いもの、信徒の関心が高いもの、介入可能なものを優先順位付けします。

目標と目的の設定

  • データに基づき健康課題が決まったら、具体的な目標と目的を設定します。目標は大枠(例:行動変容や意識向上)を示し、目的は達成手段と期限を明確にします。
    例)目標:糖尿病教育ワークショップでⅡ型糖尿病への認識を高める。
    例)目的:ワークショップ受講後、信徒の50%が糖尿病に関する知識テストで得点が上がる。

プログラムの実施と評価

  • 設定した目標・目的に沿って、委員会はプログラムや介入策を実施します。実施後は効果測定を行い、目標達成度を評価します。教育型ワークショップなら事前・事後テストで知識向上を測定し、行動変容を目的とした場合は自己報告式アンケートなどで変化を確認します。

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