動物や人間の排泄物がもたらす病気を防ぐヒント
猫の糞に含まれるトキソプラズマや人の糞に潜む回虫など、動物・人間の排泄物はさまざまな感染症の原因となります。国立アレルギー感染症研究所によれば、世界で約14億人が汚染された糞便から感染する回虫症に罹患しています。これらの病気を予防するには、日常的な衛生管理が不可欠です。
適切な衛生管理
- 手はこまめに洗う。トイレ使用後やおむつ交換後、食事の前は必ず。1日6回以上を目安に。
- 衣類や寝具は定期的に洗濯・交換し、入浴も忘れずに。
- 生野菜は食べる前にしっかり洗う。特に自家菜園の根菜は土に付着した糞便が付着しやすい。
正しい堆肥化方法
- 動物糞を堆肥にする場合は、温度が約60℃(140°F)に達するように管理する。温度が上がれば多くの病原体は死滅する。
- 堆肥の体積は3〜5立方フィート(約0.1〜0.14立方メートル)を目安にし、温度計で確認する。
- 猫や犬の糞は家庭用堆肥に使用しない。熱に耐える病原体が残る可能性がある。
靴を履く
- 子どもは裸足で外で遊ばないようにし、足全体を覆う靴や靴下を履かせる。
子どもに教える
- 幼少期から手洗いや糞便に触れない習慣を教える。トイレトレーニング中も手洗いを徹底させ、手を口に入れないよう注意する。
ペットを分けて管理する
- ペットが子どもの遊び場に自由に出入りしないようにする。猫のトイレは子どもが届かない場所に設置し、自由に歩き回る猫がいる地域では砂場の使用を避ける。
