結核テスト結果で何を探すべきか
結核皮膚検査(ツベルクリン反応)の結果の見方
結核は空気感染する肺疾患で、診断には皮膚検査(ツベルクリンテスト)が用いられます。検査液を皮下に注射し、2〜3日後に注射部位の反応を確認します。
1. 陰性(反応なし)
- 注射部位に赤い腫れや隆起が見られない場合は陰性と判断します。
- 結核患者との接触が疑われる場合は、後日に再検査が推奨されることがあります。
2. 偽陰性
- 最近の結核曝露や、生ワクチン(例:MMR)接種後は免疫応答が低下し、偽陰性になることがあります。
3. 偽陽性
- BCGワクチン接種歴があると、皮膚に小さな反応が出やすく、偽陽性と判定されることがあります。
4. 小さな陽性反応(5 mm)
- 注射部位に5 mm程度の赤い隆起が認められた場合、HIV感染者や結核患者と密接に接触した人では陽性とみなします。
5. 大きな陽性反応(10 mm以上)
- 10 mm以上の赤い隆起が認められた場合、糖尿病患者や医療従事者などリスクが高い人では陽性と判断します。
まとめ
検査結果は患者のリスク因子や既往歴に応じて解釈します。疑わしい場合や結果が不明確なときは、医師に相談し追加の検査や再検査を検討してください。
