健康・ソーシャルケア現場で記録される可能性のあるインシデントとは?
1. 患者安全インシデント
患者に危害を及ぼす可能性がある、または実際に危害が生じた出来事全般を指します。具体例として、投薬ミス、転倒、感染症、手術合併症、機器故障などがあります。
2. 事故・怪我
スタッフ、患者、来訪者が医療現場で受けた身体的損傷です。転倒・滑落、切創、やけど、筋骨格系の損傷などが含まれます。
3. プライバシー侵害
患者の機密情報や個人データが無断でアクセス・開示されたケースです。データ漏洩、ファイルの取り扱いミス、スタッフによる偶発的な情報漏えいなどが該当します。
4. 苦情・不満
患者やその家族、関係者から寄せられるサービスに関する不満です。ケアの質、治療の遅延、コミュニケーション不足、提供サービスへの不満などが主な内容です。
5. 虐待・ネグレクト
身体的・精神的・金銭的・性的な虐待や、適切なケアが提供されなかったケースです。速やかな調査と適切な対応が求められます。
6. 法令・規則違反
従業員や契約業者が医療・福祉現場で適用される法律、規則、ポリシー、基準に違反した事例です。
7. 機器の不具合
医療機器やテクノロジーの故障、誤作動、誤使用に起因するインシデントです。患者安全や業務運営に影響を及ぼす可能性があります。
8. 感染症アウトブレイク
施設内で感染症が拡大した事例です。患者・スタッフ・来訪者全員に対し、感染対策と封じ込めが必要です。
9. 労働関連インシデント
職場の人間関係トラブル、差別・ハラスメントの申し立て、スタッフの怪我や病気、雇用契約やポリシー違反などが含まれます。
10. 財務不正
詐欺、窃盗、財務管理の不備、資源の不適切使用など、組織の財務に関わる不正行為です。
これらのインシデントは、詳細な記録・調査・適切なフォローアップが不可欠であり、患者安全の確保、法令遵守、継続的な品質向上に直結します。
