手順
乳児が窒息・呼吸困難・外傷などで呼吸できない場合、血流が途絶えてから数分で脳にダメージが生じます。適切に学んだCPRは、死亡や永続的障害を防ぐ重要な手段です。基本的な手順は次の通りです。
- 1. 呼吸の有無を確認する
- 2. 乳児を仰向けに寝かせ、気道を開く
- 3. 2回の人工呼吸(救助呼吸)を行う
- 4. 胸部圧迫を30回実施し、再び2回の人工呼吸を行う
- 5. 呼吸が回復するまでこのサイクルを繰り返す
米国国立医学図書館は、実際に行う前に正式なトレーニングを受けることを強く推奨しています。
注意点
- 乳児の頭部を後方に倒して舌が気道を塞がないようにしようとするのは、頸椎損傷の危険があるため避けてください。
- 乳児が呼吸している、咳をしている、または自力で動いている場合は胸部圧迫を行わないでください。
予防・対策
乳児がCPRを必要とするケースの大半は事故が原因です。安全な環境を整え、危険な行動に対しては「ノー」とはっきり伝えることで、事故リスクを低減できます。
トレーニング情報
米国赤十字社や米国心臓協会などの全国組織が、乳児・子ども・大人向けのCPR、応急処置、AEDの講習を提供しています。企業や地域コミュニティ向けのコースも用意されているので、身近にトレーニング機会を探しましょう。
