CPR(心肺蘇生法)のメリット
CPRとは
心肺蘇生法(CPR)は、呼吸と心拍が停止した際に血液と酸素を全身に送り込む救命技術です。CPRの最大の利点は、命を救える可能性があることです。
CPRの統計
- 米国心臓協会(AHA)によると、心拍が停止した状態は4〜6分で脳障害が始まります。迅速な対応ほど生存率が高く、重篤な後遺症を防げます。
- AHAの推計では、早期にCPRを開始すれば年間10万〜20万人の命が救える可能性があります。
- 救命センターのデータによれば、CPRを1分遅らせるごとに生存率は10%低下します。
あなたは救助できる準備ができている
- 年間30万件以上の心臓発作が病院外で発生し、そのうち生存者は8%未満です。
- 子どもの事故死(窒息、溺水、SIDSなど)は他の原因より多く、家庭内での心停止は全体の70%以上が家族の目撃です。
- CPRを習得すれば、緊急時に何をすべきか迷うことはありません。胸骨圧迫の継続が従来の手順を上回るケースも学べ、愛する人の命を守る行動が取れます。
新しいCPRの形
- サヴァーズ・ハート・センターのGordon Ewy医師・Karl Kern医師は、口対口呼吸を省いた「連続胸骨圧迫」方式を提案しています。
- この方法は1分間に約100回の胸骨圧迫を行い、従来のCPRより高い生存率が期待され、実践しやすいとされています。
法的保護
- 米国の「善意の救助者法」により、緊急時に無償で援助した場合、民事上の訴訟から保護されます。
- 救助が合理的な注意を払って行われていれば、CPRの資格がなくても法的責任を問われません。
CPR訓練の受講方法
医療従事者や消防・警察は必須ですが、一般の方もレッドクロス、米国心臓協会、認定インストラクター、オンラインコースなどで受講可能です。
