大人はポリオワクチンの追加接種が必要ですか?

ポリオワクチン追加接種が推奨される対象

WHOは、特定のハイリスクグループに属する成人に対し、ポリオワクチンのブースター接種を推奨しています。

1. ポリオ流行地域への渡航者

流行国や最近のアウトブレイクが報告されている地域へ渡航する場合、予防接種歴を確認し、シリーズが未完了なら口服ポリオワクチン(OPV)の部分接種や不活化ポリオワクチン(IPV)を追加接種します。

2. 生ウイルスを扱う研究者

生ポリオウイルスを取り扱うラボスタッフは、未接種であればまず基礎系列接種を行い、感染性ウイルスを扱う前にブースターを接種する必要があります。

3. ポリオ対策に従事する医療従事者

ポリオ流行国でのアウトブレイク対応や予防接種キャンペーンに参加する医療従事者も、ブースター接種が推奨されます。

4. 免疫抑制状態にある人

HIV感染や免疫抑制療法を受けているなど、免疫機能が低下している患者は、10年ごとに不活化ポリオワクチン(IPV)ブースターを受けることが推奨されます。

5. ポリオ感染者の濃厚接触者

ポリオ患者と密接に接触した人は、曝露後72時間以内にOPVまたはIPVで接種し、さらに6〜12か月後に再接種することが望ましいです。

個々の状況に応じたブースター接種の必要性やスケジュールは、医療機関での相談や地域の予防接種ガイドラインの確認が不可欠です。

心肺蘇生(CPR) - 関連記事